活動実績紹介
Past Activities
Past Activities
2018年度
- 参加者
- 折原有実(D1)・今城雪子(M2)・松下瑛里夏(M1)
- 実施期間
- 2018年8月28日〜9月13日
- 場所
- サラエボ大学哲学部

2018年は、サバイバルコースとJapanese1, 2, 3の4レベルの会話中心のクラスを置き、今城と松下が2コースずつ担当した。後半10日間のみの参加であった折原は、オプションのコースとしてリーディングのクラスを4レベルを設けた。
参加した院生のうち2名が昨年も参加しており、今年度は余裕を持ってクラス運営にあたれたようである。夏期講座を受講した学生からは、クラスの中で日本語の発話の機会が多くあることや、日本文化についてのプレゼンテーションなど概ね好評であった。しかし、受講者間でレベル差があるクラスもあり、対応に苦慮するクラスもあった。また、リーディングのクラスを置くのは初めての試みであったが、サラエボの学生が読解にも意欲的であることがわかった。

今年度はサラエボ大学哲学部及び日本大使館が『Japan September』と銘打って、本学院生が滞在中にも日本関連の催しがさまざまな分野で行われていた。中でも日本大使館主催で開かれた「キッズデー」という日本文化体験イベントが開催され、30〜40名の地域の子供達の参加があった。院生もボランティアとし浴衣着付け、昔遊び(じゃんけんなど)、折り紙、書道の各ブースを担当した。また、2018年度も異文化ワークショップが哲学部で開催され、院生達は夏期講座における教授法や昨年度との比較などについて、発表を行い、他の参加者とも交流することができた。
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2017年度
- 参加者
- 折原有実(M2)・宮本理子(M2)・今城雪子(M1)
- 実施期間
- 2017年9月4日〜9月20日
- 場所
- サラエボ大学獣医学部

サラエボ大学夏期講座の内容は、派遣メンバーの3名が内容を検討し、レベル編成を行い、6コースを設置した。それぞれが2コースを担当し、先方のレベルのニーズに合わせたバランスの良いクラス編成であった。必要に応じて教員がアドバイスを行ったが、学生が自ら主体的にカリキュラムを開発し、市販教材や、それに付随する教材を各自が準備して授業に臨んだ。1コース週3回で計8回の授業を実施した。
また、講座を実施している間に、サラエボ大学哲学部のカスマギッチ先生と共同で、異文化間ワークショップが開催され、派遣学生も共同で、サラエボで日本語教育に携わった際に異文化の観点から気尽かされたことや配慮、工夫したことについて発表した。

さらに、学生や教員の多くがセルビア系である東サラエボ大学で、派遣学生が企画した「Japan Day」という日本文化の紹介イベントを行った。学生達は、パワーポイントによる日本紹介や、茶道や書道、折り紙の実演を行い、盛況であった。
派遣学生は、当時、本学言語教育研究センターにおいてチューターとして少人数のミニレッスンの経験はあったが、クラスを教えるという貴重な経験をすることができた。
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