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小柳かおる先生のご講演(第2言語習得研究会(関東)@お茶の水女子大学)のお知らせ

第2言語習得研究会(関東)第119回研究会(※学外でのイベントとなります)

日時:
2026年2月21日(土) 13:30~16:40(開場13:00)
場所:
お茶の水女子大学 共通講義棟1号館301

会場にご注意ください!
土曜のため、正門(東門)しか開いていません。
正門は春日通り沿いですので、最寄り駅は丸の内線の茗荷谷駅になります。

事前申し込みは不要です。
参加費1000円 注)2025年6月の研究会に参加いただいた方は無料となります。

プログラム

【開会の挨拶】13:30~13:35

【研究発表】13:35~15:00
1. 13:35〜14:15
菅谷奈津恵(すがやなつえ) 東北大学 教授
「非漢字圏日本語学習者による漢字の手書きとタイピングの効果の比較」
2. 14:20〜15:00
管晶(かんしょう) お茶の水女子大学大学院生
「中・韓・英語母語学習者の視点表現「てくる」の習得過程における母語の役割-OPIコーパスを用いて-」

【ご講演】15:10~16:40

講師:小柳かおる 上智大学 教授

テーマと要旨

タスクベースの言語指導(TBLT)の基本理念と実践―日本語教育へのインパクトと課題-
日本語教育ではCEFRや「日本語教育の参照枠」の導入により、学習者の課題遂行能力を伸ばすことが求められている。しかし、従来の文法、語彙などの言語的要素をシラバスとする教授法では、課題遂行能力を伸ばすには限界がある。また、CEFRや参照枠はCan-Do能力記述文によりレベル別の行動目標を示してはいるが、教授法については特段の提案はなされていない。そこで方法論として有効なのがタスクベースの言語指導(TBLT)であると考える。
昨今はTBLTという教授法の名称は広まったものの、ブームのように使用され、タスク支援型(task-supported)までもがTBLTと称され乱立しているように思われる。本講演では、北米を中心に第二言語習得(SLA)研究の知見に基づき提案されてきたTBLT(Long, 1985; 2015)の理念やカリキュラム開発の手順などを紹介する。また、TBLTと称する他のアプローチとの違いを明らかにし、TBLTとは学習者のSLAのプロセスやメカニズムに合致した科学的エビデンスに基づいた教授法であることを示す。そして、日本語教育に導入する際の課題を考える。

講演詳細はこちら:案内(PDF)

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