海外短期語学講座Short-term Language Programs
折角の夏休み・春休みを利用して、海外へ行きたいな。
授業で身に付けた語学力が、実際にどの程度通用するのかを試してみたいし、現地の雰囲気にも触れてみたい。
ただ、海外ってちょっと不安だな…
「海外短期語学講座」への参加をお勧めします。
上智大学の交換留学協定校が主催する語学プログラムの一つで、言語教育研究センターの先生による事前授業もあるし、現地でのサポートも万全。
自分が学んでいる言語が話される国で、言葉のシャワーを浴びてみよう。
長期留学を考える人も、希望渡航先がどんなところかを前もって確認できる絶好のチャンス。
海外短期語学講座とは?
言語教育研究センターが開講する正規の科目で、グローバル教育センターが募集・運営しています。本学の交換留学協定校等が主催する語学プログラムに参加するもので、語学能力の向上を目的としています。
参加者は、本学で行われる所定の事前指導を通して十分な準備を行った上で、夏期休暇もしくは春期休暇の語学プログラムに参加します。各プログラムは、本学の開講科目として扱われ、事前指導に全て参加し、留学先で所定の成果を修めた者には、当該語学科目の2単位が付与されます。
長期休暇に集中的に語学力を伸ばしたい学生に向いており、海外経験が無くても参加しやすいプログラムです。日頃学んでいる外国語を実際に使ってみたい方、忙しくて長期の留学は難しいと考えている方、まずは1歩を踏み出してみませんか。
プログラムリスト(2025年4月1日現在)
春学期(夏期休暇中)
大学名 | 国名 | 学習言語 |
---|---|---|
カリフォルニア大学デービス校 | アメリカ | 英語 |
ノースカロライナ大学シャーロット校 | アメリカ | 英語 |
ブリティッシュ・コロンビア大学 | カナダ | 英語 |
マギル大学 | カナダ | 英語 |
マンチェスター大学 | イギリス | 英語 |
オークランド大学 | ニュージーランド | 英語 |
フライブルク大学 | ドイツ | ドイツ語 |
マリー・ルイ・パスツール大学(旧:フランシュ・コンテ大学) | フランス | フランス語 |
コインブラ大学 | ポルトガル | ポルトガル語 |
ペルージャ外国人大学 | イタリア | イタリア語 |
香港中文大学 | 中国 | 中国語(北京語) |
延世大学 | 韓国 | コリア語 |
韓国外国語大学 | 韓国 | コリア語 |
秋学期(春期休暇中)
大学名 | 国名 | 学習言語 |
---|---|---|
カリフォルニア大学デービス校 | アメリカ | 英語 |
ブリティッシュ・コロンビア大学 | カナダ | 英語 |
マギル大学 | カナダ | 英語 |
ウーロンゴン大学 | オーストラリア | 英語 |
クイーンズランド大学 | オーストラリア | 英語 |
オークランド大学 | ニュージーランド | 英語 |
オタゴ大学 | ニュージーランド | 英語 |
アンジェ西カトリック大学 | フランス | フランス語 |
バルセロナ自治大学 | スペイン | イスパニア語 |
北京大学 | 中国 | 中国語 |
韓国外国語大学 | 韓国 | コリア語 |
※詳細については、こちら および履修要覧にて確認してください。
参加者の声
- アンジェ西カトリック大学(フランス語)
第二外国語としてフランス語を取ったことからアンジェを選択してみましたが、フランスという国そのものへの興味も深まりました。他国出身の人がどのようなフランス語を話すかということを知れたのがとても興味深く、たとえば英語アクセントのフランス語などは日本にいてはなかなか触れる機会がないなど、母語が異なる人とフランス語で会話する機会は貴重でした。 - コインブラ大学(ポルトガル語)
ポルトガル語を使って生活する楽しさを感じ、会話が成立した時の喜びと同時に、もっと勉強が必要だと感じました。最初にプレイスされたクラスについていけず、レベル変更を経験し、悔しさからリベンジを誓いました。ポルトガルの文化や人々の温かさに触れ、多様性への理解が進みました。移民の多さや経済状況についても学びました。ブラジルのポルトガル語との違いに興味を持ち、さらに学びたいと感じました。 - 北京大学(中国語)
訪れるのが初めてということもあり、また日本から見る中国のイメージが先行していたため不安もありましたが、留学中は現地の多くの方に親切にしていただき、中国への好感度が非常に高まりました。北京大学で出会った人々も素敵で、充実した留学生活を送りました。帰国後に楽しい思い出を家族に話すと、自分が渡航前に抱いていた印象と似た事を話され、その印象を変えていくにはどうしたらよいか、と新たな課題の発見もありました。今後、中国の別の大学に長期留学する予定ですが、土地勘を得たことや現地での知り合いができたこともあり次の留学への不安が減りました。 - ウーロンゴン大学(英語)
オーストラリアは多様な移住者がいるため、英語の訛りも様々で、英語を話しやすい雰囲気があります。治安も良く、安全面で日本と変わらないことも魅力です。留学前は英語を話すことに恐怖を抱くこともありましたが、留学後は英語でコミュニケーションを取る楽しさを実感し、自信がつきました。積極的に話しかけ、失敗を恐れずに英語を使うことが大切だと実感しました。今後参加する人には、挑戦を恐れず、価値のある留学なるように頑張って、と伝えたいです。 - バルセロナ自治大学(イスパニア語)
バルセロナでの1か月の留学は非常に充実していました。水不足の影響でシャワーが制限される日もありましたが、バルセロナ市が新築建物に対してシャワーの排水を再利用するシステムの導入を義務付けるなど、水資源の節約に取り組んでいるためであると知り、環境問題への意識の高さを感じました。日常生活でスペイン語を練習し、語学力の向上を実感しました。サッカー観戦や観光も楽しみ、特にサグラダ・ファミリアの壮大さに感動しました。初めての海外での生活でしたが、異文化に触れ、多くの貴重な経験を積むことができました。 - マンチェスター大学(英語)
イギリスでの1か月は充実していました。観光地が多く、近いエリア内にも点在しているため、多くの場所を訪れることができました。楽しい時間を過ごしましたが、コロナ禍以降の経済的な苦しさによるものなのか、道端で揶揄するようなジェスチャーをされるという、特定の人種に対する偏見を感じる場面もあり、これまではマジョリティの中で過ごしてきた自分が人生で初めてマイノリティの立場に回ったと実感する経験もありました。この経験を通じて、海外の文化や言語への理解を深め、英語力を向上させたいと思いました。